⑥石積み作業

いったん解体かいたいして保管していた石材の積み直しを行います。破損はそんのため再び戻すことの出来ない石材は、新しく補充します。石積み作業の際、モルタルなどは使用せず、昔ながらの工法こうほうで積んでいきます。

丁張ちょうはりの設置せっち

積み直しや新たに積む石積みの角度の基準となる丁張ちょうはりを設置せっちします。丁張りは細長い木材などを使用して石積みの曲線に合わせて設置していきます。

⑤丁張りの設置

④石材の保管・管理

取り外した石材は、保管場所に1段ごとに並べて管理します。そのさいに石材の破損状況はそんじょうきょうひかえの長さが十分にあるかなどをチェックし、石材を取り替える必要があるか検討けんとうを行います。

④石材の保管・管理

解体作業かいたいさぎょう

石積いしづみを上から1段ずつ解体していきます。
この解体作業と並行へいこうして石積み内部の構造こうぞうなどを調べる解体調査を行うこともあります。

③解体作業

②石材への番号付け

解体かいたいする石材を元の位置に戻せるように、ガムテープやコーキング材で番号付けを行い取り外し前の位置や写真を図面に記録します。

石材への番号付け

①工事の準備

中城城跡を観覧かんらんするお客さんへの安全対策のため看板・仮囲い・仮設歩道の設置などを行います。

工事の準備